DAILY CARGO電子版に当社記事が掲載されました。

2024/07/18

お客様各位

株式会社 ジャパンロジスティックス

DAILY CARGO電子版に、北米向けLCLサービスについての記事が掲載されました。
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ジャパンロジスティックス
北米向けでLCLサービス、拠点新設も

黒川貴弘取締役(中央)と海外管理部のメンバー


 ジャパンロジスティックス(JALOX)は、北米向けサービスの拡充に注力している。既存のFCL(フルコンテナ)に加えて、新しくLCL(海上混載)でもサービスを導入する予定だ。年度内には拠点を新設する計画で、米ロサンゼルスかカナダ・トロントを候補地としている。事業環境が不安定となる中、対応力を強化し持続的な成長を図る。

 同社は2023年度に、NVOCC事業全体を管轄する海外管理部を開設。海外代理店との新規契約を推進してサービスメニューの拡大に取り組んでいる。同年度の取扱量は前年度比2割増の約1万5000TEUと好調で、特に近年注力している北米・欧州向けは2.5倍となるなど大幅増だったという。

 今期は北米向けのSC(サービス・コントラクト)を前年度の約4倍に増やすなど、さらなる取扱量の増加を目指す。6月までの時点で、取扱量は前年同期比1.5~2倍のペースとなっている。新たにLCLサービスをメニューに追加することで、有事における対応力の強化も図る。黒川貴弘取締役営業統括部長は「FCLの提供が困難となった状況でも、LCLで代替サービスを提供できるような体制をつくっていく」と狙いを話す。

 得意とする中国・アジア航路サービスも、引き続き注力していく。同社は上海とタイ・バンコクに現地法人を構え、地場企業との関係を強固にしている。船腹の供給不足から世界的にスペースがタイトになっている状況の中でも、現地代理店との連携でスペースを確保できているという。近年はタイ・ベトナムなど東南アジアからの輸入が増えており、自動車部品や雑貨を中心に取り扱いを伸ばしている。

 顧客の視点に立ったサービスの提供を会社全体で取り組み、相手が抱えるサプライチェーン(SC)上の問題を解決する提案営業を展開。黒川取締役は「たとえば運賃が高騰している今の状況では、船足は遅くなるが料金を抑えられる航路を提案することもある。ただの取引先ではなく、顧客の物流部門の一員という意識で業務にあたることを大切にしている」と力を込める。


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